SSブログ

夜桜は 黒留袖のごとし [れびゅー]

今週は 弥生から卯月へ。(この記事は3/27土曜日午後に書いています。明け方見た月はかなり熟れて赤い色を傾きを増すごとに濃くしていた。そして穏やかな風月花が時間を止めたように思えた。)三週続きで週末に春の嵐が通過して例年より早く咲き始めたソメイヨシノは 濡れた歩道に花を敷いてしまっただろうか?ひと雨ごとに陽気は穏やかに変わってきた。昨年は それでも人の気配を避けて近くの桜を愛でたけれど 今年は時間も限られて なんとも身体の調子も優れずに 近隣の公園を短時間で数回行ったきり。今記事は今年の花の備忘録として綴ろうかな。

DSCN2949_01.JPG

季節の運命(さだめ)か 花曇りが多かった気がする。
DSCN2887_01.JPG
けれど うす紅は変わらずに心を躍らせる。
ほかの花には無い不思議な力を毎年感じる事を思い出す。
*************************

[レストラン] モグ の こーなー [レストラン] 何ということの無いただの軽食。ブログを綴りながら昼食代わりに。

DSCN2999_01.JPG
朝食じゃないんだけれどあったものを。[喫茶店]
今晩は何にしようかな。今夜の為に昨日の遅い時間に煮た
切り干し大根は味がかなり浸みて来てるみたい。秋刀魚を
解凍しておこうかな。下準備をしておけば 桜を見に行く
時間が少し取れるかもしれない。[モバQ]          
*************************
DSCN2959_01.JPG
昨日だったか 一昨日だったか雨上がりの花を見た。
”春雨じゃ濡れて参ろう”というセリフを思い出す。
嵐でなく通り雨の後の花は妙に綺麗だった。[かわいい]
*************************

[るんるん]今回の一曲は 通り雨の後の花を見上げた時にメロディが過った おいらが大好きなボサノヴァ調のなんとも言えない雰囲気を醸し出している一曲です。あるシングルのカップリング(アナログレコードの頃はB面と呼ばれていた。)の作品なのであまり知られてはいないかもしれないですが いろんな方が競作されたりカヴァーされたり時代を感じますが そこがとても のすたるじぃで・・・。流行歌は いろんなジャンルがあるけれどおいらはどのジャンルよりも好きなジャンルは やっぱりボサノヴァ。幼稚園(ちがうわ!おいらは保育園)に行く前の頃から 親がラジオやレコードをかけるステレオの前で聴いたいろんな音楽の中で 陶酔という気持ちを初めて感じたのもやはりボサノヴァタッチだった。陶酔という言葉を知るのは時間がかかりますが その頃から感覚は間違いなく知っていた。[るんるん]

DSCN2998_01.JPG 「雨あがりのサンバ」 森山良子 1968年05月25日発売 5枚目のシングル「小さな貝殻」のカップリング曲。(ジャケットは同曲を収録したBEST盤CD)森山良子さんの作品のれびゅ~初めてかな?!皆さんきっとご存じだと思いますが ”ざわわ~ざわわ ざわわ~” でお馴染みの「さとうきび畑」を歌われて また今に時期だといろんなところで耳にする「さくら(独唱)」の大ヒットで有名な 森山直太朗さんのお母さんでフォークソングの元祖ともいわれる頃にデビューされた 現在でも(ウイッグをポンポン着けたり!)多方面でご活躍のアーティスト。デビューは おいらが生まれる約二カ月くらい前。「この広い野原いっぱい」(1967年01月)が大ヒット。御自身が作曲もされているんですよね。GS(グループサウンズ)ブームの最中 フォークムーブメントは その衰退と入れ替わるように若い世代に受け入れられて フォークというジャンルは細分化されていくのですが 1960年代末期 吉田拓郎さん 岡林信康さん 井上陽水(当時は アンドレカンドレ)さんをはじめ新たなアーティストの登場で流行歌の流れが 長い月日をかけて変わって行くんですね。
森山良子さんは その後も前後して「今日の日はさようなら」「愛する人に歌わせないで」「悲しき天使」(メリー・ホプキンのカヴァー)「禁じられた恋」「恋人」「歌ってよ夕陽の歌を」はじめ数多くにお作品をヒットさせてゆきます。「さとうきび畑」は 後々のヒット作品だと思われている方もいらっしゃいますが 実は 1969年に(それ以前から歌い継がれていますが)レコードとして録音されたのが初めてなんですね。ちあきなおみさんも歌われてましたっけ。今回の「雨あがりのサンバ」は(雨上がり決死隊とは全く関係ありません。)作曲家として活躍され のちに赤い鳥や荒井(松任谷)由実 吉田美奈子 Y.M.O. などを世に送り出す ALFA(アルファ・レコード)を創立された 村井邦彦さんの作品。(同じ頃に「夜と朝のあいだに」ピーター 「経験」辺見マリ 「或る日突然」トワ・エ・モワ 「ざんげの値打ちもない」北原ミレイ をはじめ 数多くのヒット流行歌を作曲されています。)時代的に アメリカ A&Mレコード(ハーブ・アルパート ジェリー・モスが設立)が60年代末当時 カーペンターズ クリス・モンテス セルジオ・メンデスをはじめ所属されていた多くのアーティストの サウンドカラーで人気のレコードレーベルとなりました。バカラック・サウンドやブラジリアンポップス クロス・オーバーe.t.c.)のサウンドを取り入れた作品で村井邦彦さんは それまでの日本の流行歌にない新たな風を吹き込む 新たな世代の先駆者となってゆきます。おいらが何気なく親の仕事場で ラジオを聴いていたり(聴くじゃないね。耳にしていた。)生活の中で触れ合う音楽が その時代の最先端のものを 偶然にも耳にしていたのでしょうね。ゆえに今でも背中に寒気がゾクッと走るくらい その時代の和洋折衷された 和製ソフト・ロックやボサノヴァって 今でもすごく心地いいんですね。時代の夜明け前というか 明けそうで明けない夜明け前の未知なる可能性を秘めた雰囲気に昇天しそうな気持になっちゃう大好きサウンドなんです。ピーターさんの「夜と朝のあいだに」はキーが合うから カラオケでも歌うけれど あのどこか怪しげで 空が白み始める前のグラデ―ションを見せるような気配や 今回の「雨あがりのサンバ」でも感じられる アンニュイな雰囲気のサウンドにおいらはノック・アウトされるのです。「夜と朝のあいだに」の歌詞に出てくる ”死人の歌を聴いている・・・”的な なんか危なげな雰囲気さえも醸し出す もやもやっとした(決してそのままじゃなくて やがて眩しい日差しを呼び込むような前向き加減をひきよせるような!)浮遊パラノイヤ感がたまらなく好きなんですね。(おいらは いたって健全ですYO!わざとそんな雰囲気にひたるだけ!だよ。)森山さんの歌にも ”さばるば~だばだ~”!とか スキャットが出てくるんですが 言葉にしないで 雰囲気を感じるのがまた素敵だなと。(また長くなっちゃった・・・。雰囲気を言葉で書き表すといつも長くなっちゃうんだよね。[わーい(嬉しい顔)][たらーっ(汗)]


最後のフルートの音色聴いていると ゾッとしてきちゃう。
きもちE~っ。
そうそう今回の一曲に候補に挙がっていた 「E気持」。
40年前の今頃に大ヒットしてたな。沖田浩之さん好きだった
けれど 3/27 昨日は 命日だったんですよね。
もう22年にもなるんだね。早いね。
*************************
DSCN2943_01.JPG
こちらは夜桜。昼間の桜も良いけれど闇をバックにした
桜は(男性の方は良く判らないかもしれないけれど)
黒留袖(女性の着物)よく結婚式とかで見かける裾に
柄の入った黒い着物みたいに見えることがあるんです。
DSCN2919_01.JPG
今回の記事では デイタイム レイニー・デイ・タイム
ナイトタイムとソメイヨシノ満開で記事を書きました。
まだこれから桜前線を待っている地域の方へ 早く届け
たいけれど もう数日咲いていてと思うのでした。  
DSCN1094_01.JPG

次回更新は もう新年度。4/4 0:00頃に予定しています。[メモ] あっ 桜見に行く時間なくなっちゃったな。夕飯の準備しなくちゃ。どうか これから来るであろう春の嵐の後に ソメイヨシノの花が残っていることを祈りつつ 今回はこのあたりにて。ぐな~ぃ![夜]
( ぷち・みすてり~ ・・・ 記事更新が二つともストップしちゃっているブロガーさんが気になる。体調崩されたのかな。露店の唐揚げを食べて食あたりで入院しているってことないだろうな。以前記事で調子が良くないとか見た記憶があるんだけれど。でも 怪しげなブログも急遽登場してきているし。元気だといいね。そんな雑感を感じるこの頃なのでした。「Oh!Misty…」text by「恋の大予言」Fingar 5 )

追 記 ・・・ 20210328 02:00 更新した記事を読み返したら かなり誤字脱字が。あ~っ。何度も修正してしまうのであった。[ふらふら]
追 記2 ・・・ 20210329 21:00 今日の夕方 16:40ごろ 西の方の空に気色悪い のろし みたいな雲が出てた。地震雲かな?明日の夕方くらいまでは 用心しておこうかなと。。。(画像UP ↓ )

DSCN3063_01.JPG


nice!(100)  コメント(74) 
共通テーマ:音楽