SSブログ

河津八分・ソメイまだまだ硬し [1983年のヒット曲]

二月は短いというのに もう20日になっちゃいますね。まさに逃げる逃げる。追いかけても逃げてくれます。[たらーっ(汗)]なかなか自分の時間を取れないでいますが それでも買い出しのついでにちょこっと近くの公園に行ってみると 河津桜なのかな?咲き出しているピンク色を見上げると あ!今年も花暦が動き始めたなと ぷちウキウキ。先週の金曜日は 薄着でも大丈夫なくらい昼間は早春を感じました。久しぶりに布団を干して その日は気のせいかな熟睡出来たみたいでした。そのうち [眠い(睡眠)]春眠暁を覚えず・・・なんてことになるんだろうな。[喫茶店]

DSCN0495_01.JPG
DSCN0493_01.JPG

このところ また知らないところへ出かける夢を見ることが多いみたい。先日は ユーミン(松任谷由実さん)の実家(世田谷の家じゃなくて八王子の実家:勿論行ったことないです。[わーい(嬉しい顔)])に招待される夢なんだけれど ストーリーがとてもスムーズで あまり良く覚えてないんだけれど心地よくて有意義な夢でした。10人くらいの人が招待状を持ってどこかのパーキングエリアで待ち合わせしていると ユーミン本人がやって来て呉服屋さんの裏の方から御実家に招待してくれてプレゼントを用意してくれて会食の用意も。あれ?っと思った招待された人の中に この人は(いつもブログにお越しくださる)さる1号さん と ゆきちさんがいらっしゃって アイコンタクトを取るんですよね。あっという間に時間は過ぎてしまい ユーミンが 千葉からだから19:00の八王子発の電車なら今夜中に帰れますね!って見送ってくれるんですよ。そうしたら 英ちゃんさんが登場。中央線の電車の時刻を教えてくれようと待っていてくれるんですよね。車で高速のパーキングエリアに来たのにどうしようかな。電車で帰って大丈夫かなって・・・。そんなところで目が覚めた。でも ひと口も会食に手を付けてないし。なんて。でもとても清々しい感じだった。たぶん 今回の一曲用の記事の準備をしていたから そんな夢見たのかな。さる1号さんはお嬢さんの結婚式の記事 ゆきちさんは藤井風さんの記事 英ちゃんさんは?!あれっ。とブログのことが印象深かったからなのかな。普段のおいらの生活があまりに同じ繰り返しだから ブロガーさんの記事のきらめきが眩しく感じたからなのかな。ブロガーさんの夢ってゆく見るんですよ。勿論 お逢いしたことがない方ばかりだから 想像なんだけれどね。[わーい(嬉しい顔)]あ、今回は そんなつながりで大好きなユーミンの作品(この作品って いつも三本指に入るくらい好きだな。もう40年も前のアルバム作品なんですよ。)を。

************************

DSCN0364_01.JPG DSCN0522_01.JPG
「REINCARNATION」 松任谷由実 1983年02月21日発売(ジャケット:左「REINCARNATION」プロモーション用シングル・右アルバム『REINCARNATION』)シングルリリースは無。14枚目のアルバムの一曲目を飾る作品。説明も必要ない 昨年デビュー50周年を飾ったユーミンなのですが このアルバムは おいらがこの作品以降現在までシングルとアルバムを必ずリリースと同時に買うようになった作品。当時は年二枚のリリースがあった多作な時期なんですが 前年に映画の主題歌となった「守ってあげたい」の大ヒットでファン層をさらに広げた頃でした。ユーミンの作品を聴くようになったのは中2くらいの頃だったかな。まだまだ小遣いの余裕はなかったのでレコードは欲しかったけれど (当時出来たばかりの)貸しレコード屋さんに行って初めて借りたのが 1977年の発売の『ALBUM』という荒井時代・松任谷姓の初期作品からセレクトされたBEST盤LP。その翌年のお年玉で初めて買ったアルバム(『YUMING BLAND』と『14番目の月』)でファンになったんだと今は思い返すのでした。高校生になって始めたアルバイトで少し余裕が出来るようになって ほとんどレコードにつぎ込むんだけれど この『REINCARNATION』は発売と同時に買いました。もう発売前からバイト先の店内放送用のBGMで何度も耳にしていたから 欲しくて欲しくて待ち遠しかった。収録作品はどれも今では大好きなものばかりなんだけれど 特に「REINCARNATION」は 
レコード針を落とした瞬間に。イントロ部分に機械的なキラキラした音と 自然な鼓動(心音)が高鳴る音が交わって すごく未来的な雰囲気の中に 今生まれだすというような生々しさをも感じ 生きている音楽を捕まえた感動を覚えた。その感動は今でも変わらないんだけれど 聴くたびに高揚感が甦る。その後ユーミンのサウンドは 一歩も二歩も最先端を行くという形容詞がつくようになるんだけれど サウンドだけじゃなくてパッケージング(ジャケットや冊子)そしてステージも含めポップカルチャーの娯楽性を提示してくれることに 恋愛の教祖的な存在感はリリースする作品が増えるごとに増してゆくのでした。
前作となる ヒプノシス(イギリスのデザイン・アート集団)を起用した『昨晩お会いしましょう』以降レコードのジャケットも毎回楽しみでした。そうそう 今では当たり前になったのだけれど このアルバム(LPレコード)には日本で最初にジャケットの右上にバーコードが付いたんですよね。疑似的なもので実際は読み込めないんだけれどね。ジャケットと言えばこのアルバムは 見開き型(写真のアルバムを開くような感じ)で いわゆるただのレコードを入れるだけの形状じゃなくて意匠的にも豪華な感じがしましたっけ。それを開くと たくさんの色のケーブル(電線みたいなの)に繋がったなんて言うんだろうね?人造人間製造中的なユーミンがアップで現れるんだけれど この雰囲気が先ほどのイントロの電気的な音と自然音の融合みたいな雰囲気と相まって SF(サイエンス・フィクション)を感じさせてくれるんですよね。そのユーミンに繋がったケーブルの元がトップのジャケットの電子回路の”REINCARNATION”と表示されたICチップの頭脳部分に繋がる。さらに REINCARNATIONの意味はというと”生まれ変わり” や ”輪廻転生”がキーワードになり アルバム・テーマの”愛の輪廻転生”が絡み なんとも複雑な意味合いを聴き手に提起してくれているんですよね。なんか説明すると難しくなっちゃうんだけれど 奥深い内容の中に 生まれてから老いて行くまでの走馬灯を見るような詞の世界を含め いろんな愛の形を紡ぎ出している 未来志向の中にも とても人間臭くて深く濃い内容の完成度の高い作品になっているみたいだと おいらは飲み込んだんですね。(途中で何書いているんだか おいら自身判らなくなっちゃったYO!)
あ、それと歌詞の冊子の中に ユーミンのヌードが!って当時話題になった画像もありましたっけ。生まれ変わりをイメージした 食品ラップみたいな材質のものにユーミンが包まれているんだけれど セクシーというのじゃなくて なんか芸術的なものをおいらは感じたのでした。そんな露骨な画像じゃないんだけれどね。

DSCN0523_01.JPG
なんかユーミンらしいと言うか・・・。[わーい(嬉しい顔)]

あ~音楽的内容とかなりかけ離れちゃった。このアルバムは 今でも名曲が多いと思うんだけれど中でも今回の一曲と繋がっているようなアレンジの「オールマイティ―」(恋をシャーベットに例えた歌詞を見た時はすごく感動したっけ。逢えないときは凍らせておけるわって。) 高速道路をドライブしている感じの「星空の誘惑」(”オレンジのトンネル”って歌詞がすごく印象的だったな。)「ずっとそばに」(原田知世もカヴァ―しているんだけれど ふんわかした優しさが心地いいね。)「経る時(ふるとき)」は 以前レビューしたことがあるんだけれど 今はもうない 千鳥ヶ淵沿いにあったフェアモント・ホテルのティールームから見た四季の移り変わり(老夫婦が出てくる!)と人生観の奥深さ感じさせてくれる気がして 心がざわめくんだよね。の4曲が40年も経過しようとしているんだけれど ずっと好き。46分間という総タイムが 日常の疲れた心と身体を蘇らせてくれるようなひと時をプレゼントしてくれるようで。スピードに揺られて 立ち止まって過行く時に吹かれ ほろりとさせられて・・・。また一歩踏み出す勇気を与えてくれるようで。。。


YOUTUBEに オリジナル・アルバム音源が無いのが残念。

さくらの季節が近づくとこの作品を思い いつか千鳥ヶ淵へ
行って並木の桜越しに穏やかな風と堀を眺めて ひとり時を
忘れたいと思う。ボートに乗れれば言うことないけれどね。
*************************
DSCN0507_01.JPG
ちょこっとだけ 海を見に行ったけれど おだやかな
陽気に凪ぐ海。期待した潮の香は無かったけれども
煌めく波間に小さな春を またひとつ見つけたよ。

あ~寝違えたのかな。身体が痛い。簡易的なベッドに寝ているんだけれど 布団がずれおちて寒さで目が覚める。たぶん落ちかけようとしている布団を無造作に落とさないように 身体で支えているのが寝違えの原因かもしれない。肩も張ってるな。布団が落ちないように工夫しなくちゃ。どうもベッドよりも敷いた布団の方が相性は良いみたい。早く夜間も寒くなくなるといいな。そしてそのうち 春眠暁・・・が近づくのだろうね。
次回更新は 2/26 0:00の予定です。[メモ] 確定申告の仕上げや日ごろの家事等で PCを開けている時間がなかなか取れない状況です。コメントのお返し 皆様のブログへのお邪魔がやや遅れるかもしれません。早く結った入りした時間が取れるといいな。今回は このあたりにて!みなさま暖かくお過ごしくださいね。では ぐな~ぃ![夜]


nice!(93)  コメント(54)