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卯月から皐月へと [洋モノれびゅ~]

四月も今週いっぱいで終わりですね。このところ雨が降ったりやんだり。[小雨]菜種梅雨もそろそろ[晴れ]五月晴れになるかも!来月は少し気持ちも晴々出来ると良いんだけれどな。[モバQ]

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ツツジが満開![かわいい]
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おいらの好きなスズランも咲き始めたYO![わーい(嬉しい顔)]

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[るんるん]今回の一曲は このところダウナーな気分が続いちゃっているから音楽も聴くには聴くんだけれど あまり気分転換にならなくて乗れないでいることもしばしば。でも おいらにとっては無くてはならないもの何も聴きたくなくなってしまったらホントにバランス崩しちゃいそうだなと思っていた。何気なしに久しぶりに懐かしいポピュラーを思い出して聴いたら無性にCDが欲しくなっちゃって 密林じゃなくてCDショップに足が向いてた。今のおいらの気持ちが 今回の一曲の雰囲気で代弁してくれるようなそんなカラーを どこか感じたからだった。実際には70年代後半のDISCO(今で言うクラブだね。)の大人気曲(オリジナルはおいらが生まれた頃だから 更に遡るんだけれど。)だったんだけれど 当時はノリノリに感じた作品が なんとも新鮮で。それでいて虚無にとらわれているような感じで。実際には虚無感ではないんだけれど 立ち止まって時間の止まった景色の空間で何かを見探しているような。。。ここで登場するとは思わなかった。今回は邦楽がテリトリーのおいらには珍しく洋モノから。あ、全く洋楽聴かないわけじゃないんだよ。[るんるん]
[ひらめき]”ここだけ あとがき” このあとの部分の記事を書いてから あ~でもこ~でもないと書き直してたら余計に複雑になっちゃったので 空気感だけ感じてくれれば幸いです。読みにくくてごめんなさい。ぺこり。[がく~(落胆した顔)]
DSCN5126_01.JPGDSCN5128_01.JPG 「サニー SUNNY」 ボニーM 1977年06月25日発売(国内発売)ジャケットは同曲を収録したBEST盤。ボニーMは 1974年西ドイツで プロデュース(ボーカル)を手掛ける
フランク・ファリアンが ミュージシャンを集めグループを結成。1976年前後から第二期ディスコ・ブームを巻き起こす やはりドイツから登場するミュンヘン・ディスコミュージックのクイーン ドナ・サマーやのちに日本でも 大人気キャンディーポップブームで大ブレイクするアラベスクなどと共に日本でも大人気となります。どこか怪しげな雰囲気を醸すメンバー(ジャケットに写る DJ兼パフォーマーの男性<この人はヴォーカルではない>と女性3人・・・今思うと構成が「EZ DO DANCE」のTRFみたいだね。)のノリのいいリズム感とコーラスワークがなんとも気持ちいい!世界各国で人気を誇り 一時は「DANCING QUEEN」で大人気を博すABBAと肩を並べるほどの人気を誇り 現在もメンバーは変更がありますが変わらぬ人気で活躍中だとか。当時の大ヒットに今回の一曲以外にも「マ・ベーカー」「バビロンの河」「怪僧ラスプーチン」「フレー!フレー!」「ガッタ・ゴー・ホーム」「バハマ・ママ」等多数。
今回取り上げたのは 何かに呼ばれるように 中学くらいの頃に聴いてた(「バハマ・ママ」はシングルで持ってた。)この曲が 思い浮かびしばらくちょくちょくと思い出して YOUTUBEで聴いてたんだけれど無性にそのなんとも言えない雰囲気(このあと詳しく!)に取りつかれちゃって。それで思い出したんだけれど 子供のころに聴いた ”邦楽の” 流行歌の雰囲気に似てる。もう忘れかけているんだけれど 1960年代末の 温度や湿度を感じないようなモノクロ感を覚えるあか抜けないような雰囲気。それでいて夜明け前と陽が昇りだす ほんのわずかな時間に立ち まだ見ぬ何かを見まわし探しているような抽象的な何か・・・。そんな言葉に表しにくいような空気感に包まれていたから。(だんだんおかしな表現になってくる・・・。)1960年代末の流行歌が判る方ならその雰囲気を理解出来るかもしれないのですが(「希望」「夜明けのうた」岸洋子 「悲しみは駈け足でやってくる」アン真理子 「いいじゃないの幸せならば」佐良直美 「雲にのりたい」黛ジュン 「夜明けのスキャット」由紀さおり 「禁じられた恋」森山<安子・ローズウッド>良子・・・なんかの雰囲気!)なんとも晴れ渡らないうつろな感じなんですね。

時代背景からして 新たに幕を開ける1970年代への期待と1960年代末の退廃的な雰囲気(おいらは子供だったから判らなかったけれど 安保闘争とか学生運動とか・・・不安定感みたいな。/モーレツからビューティフルへの富士ゼロックスのCMを突然思い出す。)の混ざり合った 曇り空の雰囲気を醸し出すアレンジと言えばいいのかな!(大好きなユーミンの「曇り空」やプロコル・ハルムの「青い影」なんかも。)長くなっちゃったな・・・
そんな雰囲気を今回の一曲に感じて誘惑されたというべきなのかな。毎日何かに追われて 先が見えなくなっていて 気持ちも不安定な中 なにか一筋の光を見つけたい惑いが この作品を欲したのかもしれない。(※うまく表現出来なくてすみません。雰囲気を感じてくれればうれしいです。)
「サニー」・・・オリジナルは 米国のソウル・シンガー ボビーヘブが1966年に大ヒットさせているんですね。その後多くのアーティストがカヴァーしているんですが おいらはボニーMと 1960~70年代にかけて米国で活躍したクリス・モンテスのヴァージョンが好きなんだけれど どれもどこか憂いを隠せない感が心を惹くのです。あまり詳しく知らなかったんだけれど 今回改めて振り返ると 1963年11月28日
ジョン・F・ケネディの暗殺の翌日 ボビーヘブが ナイトクラブの喧嘩で帰らぬ身となった兄を 憔悴し 慰め偲び この作品を書いたという説が「サニー」の誕生秘話だったそう。動画の後に訳詞をすこしだけ記しますが どこか自分の気持ちに引っかかったのは 何か見えにくいものを見出そうとする気持ちと重なったから(英語ダメだから訳詞はよく判らないし)メロディに共鳴しちゃったのかな。。。DISCOミュージックって そんなイメージないような感じでしょ!もっとウキウキしたハイテンションの時に共鳴すると思ってた。。。(とはいえ いろんな作品の歌詞があるわけだけれど。)



 sunny 昨日 僕の人生はずっと雨が降りっぱなしだった
 sunny 君は微笑んでくれたから 痛みが和らいだ
 もう暗い日々は過ぎ去って 光り輝く日がここに
 僕の太陽みたいな人 心から輝いている
 僕の太陽みたいな人 心から輝いている

いろいろと頭を抱えることは多いんだけれど 何か見つけ出そうとしている自分自身が少し判ったような気がした。そしてそのメロディーが無性に欲しくなったというわけだろう。大切な一枚を手に入れた。停まりかけていた気持ちが また少しづつだけれど 動き出そうとしていることが判った。この作品の悲し気なトーンを どこかで自身の心情と重ねようとしてたんだね。多分。
そして 1960年代末 自我が芽生えようとしていた頃 時代もまた 新たな70年代へと動き出そうとしていたんだね。1970年代が始まると 1960年代の音楽は新たな変化を遂げて より華やかな成長期と共に時代の流れに沿い流行という世相を映す音楽が愛されて行くんですね。
今回は れびゅ~というよりも おいら自身の岐路を振り返っていたのかも。。。
[CD]大事なこと書くの忘れてた。今回ボニーMのCDを買ったわけだけれど プレーヤーのスタートボタン押したらびっくりした。というのも その音の良さに!ボニーMの国内での版権が ソニーミュージックに移動になって ソニーのカッティング・マスタリング技術で ”BSCD2”(ブルースペックCD2)と言うのがあるんだけれど マスターテープの原音に近い再生技術には驚いた。すごく臨場感あるし細かな音まで再現されているように感じた。1982年にCDが初めて発売された時も 音のクリアさには感激だったんだけれど 今回はそれ以上に感じたのは レコードで聴いていた時の感覚が甦ったからだけじゃないと思う。ということを書きたかった。ハイ・ファイ・セットの『PASADENA PARK』も改めて欲しくなっちゃった。

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ドウダン

新緑もまぶしくなってきました。それだけでも なにか良い予感を感じそう。おいら自身の気持ちは まだくすぶっているんだけれどね。ほんの少しだけは軽くなってきたのかな。数日前の新聞の記事に 小泉今日子さんのことが書かれてたんだけれど ”生きているってことは恥ずかしいことなのだ。私は今日も元気に生きている。”彼女言葉に少しほっとした。そして彼女ほど 自身の名前通りに生きている人を知らないという記者の文字に少しハッとした。おいらは 自分の名前(本名/秘密だよ!知ってる人は知ってるけど!)に 子供のころからコンプレックスを持っている。祖父がつけてくれた名前だけれど 年を重ねるごとに重みが格段と増してくる。その文字に忠実に生きようなんて思っていないけれど それでもいつも追いかけてくる。皆さんは ご自身の名前にどんな思いを持っているのかな?あんな名前なら良かったとかって思ったことありますか?名は体を表す・・・なんて言いますよね。今自分の名前と戦っているということでしょうか・・・。(苦笑)

さて次回更新は 5月になります。5/1 0:00の予定です。[メモ] ようやく穏やかな陽気になって来てくれましたが 今年の春はもう少し長く続いてくれるといいですね。ゴールデンウィークにお出かけになられるという方も多いかも!コロナ禍で二年ほど制限があったりしてましたものね。完全に終結したわけじゃないけれど 楽しい時間を安全に過ごせるといいですね。おいらは 関係なし。はぬ~ん。余裕ないけれど 宝くじ買ってこようかな。それでは今回はここらにて ぐな~ぃ![夜]


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