SING [永遠の歌]
知らぬ間に 27年が過ぎていました。そして、彼女の存在していた 年月を 越えようとしている。しかし歌声は、永遠です。
「シング」カーペンターズ 1973年03月-日 発売(ジャケットは、後の再発売盤)シングル・アルバムの総売り上げから 日本で最も愛されている ポピュラー・グループでしょう。「遥かなる影」 「愛のプレリュード」 「スーパー・スター」 「トップ・オブ・ザ・ワールド」 「イエスタデイ・ワンス・モア」 「プリーズ・ミスター・ポストマン」 「草原の輝き」 ・・・・・・、数えきれない楽曲の数々。しかし、その活動期間は、約15年と短く 今では、その期間を遥かに越えた 後世でも そのハーモニーは愛され、エヴァ―グリーンな輝きを!届けてくれる。「シング」は、いろんな国の言葉に訳されて、今でも歌い継がれている。この曲に巡りあえて聴く度に 広い大空へ連れ出して 元気貰えてる!FEEL HAPPY!
いわゆる、英語で唄われた曲の中で、私が一番最初に出逢った?一番記憶の奥深い所にある曲が、カーペンターズの 「シング」 かもしれない。 今も、製薬会社のイメージソングで、よく流れてるでしょ!^^
1983年2月4日 カレンが去って、もうすぐ30年近くになろうとしている。。。
子供の頃ね、日曜の朝、大人達が見るような政治番組とか 退屈な趣味の番組とかやってるわけ・・・。服地のミユキ とか、ナカウラ電気? とかがスポンサーだったりとか、もう うっすら覚えなんだけどね。 で、まだダイヤル式のTVのチャンネル回すわけ!がちゃがちゃって!(今の子は、全く未知の世界だろうね・・・。にゃはは)
で、普段はあまり見ない NHK教育(東京で3ch)・・・今のデジタル2chだよね。回すと、外人の子供たちが、でかい鶏みたいのとか、ゴリラみたいなとか、カエルみたいのとか、良く判んない マペット人形とかでこれまた判んない英語喋ってるわけよ!まだ、音声多重放送なんてないんだから!
でも、よく見てて理解は出来ないんだけど、ニュアンスは判るの。何言いたいんだろうってね。
で、番組の中で「シング」が流れるの。季節は、覚えてないんだけど、窓を開けてないから、冬か春頃、朝方曇ってるんだけど、この歌が流れると、東の空の方、隣の家のちょっとした隙間から 陽射しが明るくなるのを何回か感じてるわけ。「きもちいい!朝だ!」みたいに(実際は、10時頃かな・・・多分。)とにかく例えきれないような爽やかな感じを受けるわけ。この歌をさらに、印象づける!
大袈裟に言うと「生きてる~」って感じ見たくね。 初日の出の御来光見る時みたいに!
SING SING A SONG(唄おうよ!) SING OUT LOUD(大きな声で!) SING OUT STORONG(力強く!) 歌詞を知るようになるのは、英語が教科になる中学以降。でも、その頃の授業って、判んなくなるし、つまんなくなってね・・・。子供の頃の、セサミを見てた頃の 興味が湧かなくなってしまていた。 いまさらしょうが無いけどね(笑)
この歌には、他に沢山ある ヒット曲に属さない 博愛的感覚がすごく好き! 「ね、良かったらいっしょに!」強制なんかしないんだよ。どこまでも FREEな感じ 良い意味での U.S.感ね!
カレンって、どっちかって言うと、低めのKEYで、くすぶり・まどろむイメージが個人的にあるのね。「ハーティング・イーチ・アザー」 「マスカレード」 みたいに 勿論 魅力的。一方、リチャードの カレンを包み ハモるコーラスは、そこらで目立つ感は無いんだけど、時折、春から夏にかけての 霞みある青空を 突き抜けるような フィーリングを感じて 凄くゾゾって背中を走る。私は、そんなイメージで感性を動かすことが多いみたい。
リチャードの 透明に近い青緑の清涼感 爽快感を「シング」のコーラスには、感じて、大空を唄いながら、セスナで駆け巡ってるみたいな気分になる。
心が洗われる I FEEL FREE!
汚れなき頃に いつでも 戻れそうに なれる 私にとっての 永遠のエヴァーグリーン!もう、二人が生で唄うことはないんだろうけど、いつでも聴けることが出来てしあわせ! Dear リチャード&カレン
「 だいじょうぶ だいじょうぶ 」 って言ってるみたいでしょ!
恋はゲームじゃなく・・・ [永遠の歌]
また、素敵な歌声を失ってしまったように思え・・・。
「マイ・ラグジュアリー・ナイト」しばたはつみ 1977年07月10日 発売 しばたはつみ さんが 3月27日 午前 心筋梗塞のため御逝去されました。心より御冥福申し上げます。合掌。
10代の頃から はつみかんな という芸名でPOPSを唄われておりましたが、カルトな人気に終わってしまいます。彼女の名が、世間に広く周知されるのは、1974年の「合鍵」ヒット。さらに3年後、彼女の代表作となる 「マイ・ラグジュアリー・ナイト」 は、マツダ自動車(多分 ルーチェ だと思う)のCMソングとして、世に出て、その流れる優雅さは、華やかかりし鹿鳴館を思わせ 社交界さえも感じさせてくれる。
この歌は、鹿鳴館を思わせる ホールから ドレスを靡かせ 夜の街へ繰り出す 男と女のあまい情事を 彷彿させてくれる。来生えつこ作詞・来生たかお作曲による この曲は、彼女だけでなく、ソングライター 来生たかお もブレイクさせる きっかけとなる。後に彼も、セルフ・カバーし、その穏やかな歌声に喝采を浴びることとなる。
しばたはつみ と改名して、世良譲(ゆずる)に指示した 彼女は JAZZシンガーとして花を咲かせる。その歌唱は、静かな揺らめきから、一気に燃え上がるような 炎の力強さをも表現する。幅広い歌の世界を表現してくれました。「マイ・ラグジュアリー・ナイト」は、その年の紅白歌合戦においても絶賛され、1977年の代表的な流行歌となりました。
その後も 「Show me the way」 「化石の荒野」 等々、JAZZから POPS 映画主題歌 と 沢山のヒットを残します。
♪ 恋は、ゲームじゃなく 生きることね 答えて 愛しい人・・・
その歌詞のひと言ひと言が、何もかも知りえた大人の優雅さと 気品を 投げかけてくれる。
今宵ひととき 彼女の歌声に 酔いしれてみようかな。。。大人の恋のいとなみ。甘くどこまでも優雅に。
音盤でしか 聴けなくなってしまった 彼女の歌に敬意を!
♪ マイ・ラグジュアリー・イン・ザ・ナイト 最後に、この歌詞を 思い切り 歌いあげる歌声よ 永遠に・・・。