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いつか醒める夢 [れびゅー]

街角から、無邪気な若者の・・・否、空元気な声が 聞こえる。時にそれは、シュプレヒコールのようにも・・・。

新年度を目の前に  ビルボードな業界は、[ぴかぴか(新しい)]きらびやかな話題を 我先にと 掲げる。 しかし、水面下では 次なるモノを探りあい 模索し 静かな戦いを待っている。・・・当たるか 当たらぬかは 運。バブリーな時代みたいに、金を積めば!そんな時代は、もはや 過ぎ去りし栄光。鼻にさえ衝く。

賭けの一寸先は、闇か否か。華やかな世界と言うのは、そういうものであろう!目の前に映る 時代と言う光景・・・それは、今までにない深い谷かもしれない。見えずらい 雲海たちこめる 絶景は、美しいという半面 別の側面も見え隠れする。

だから・・・夢を見ている時だけは、そのままでいさせてほしい。[ムード]

DSCN2433.JPG 「真夏の夜の夢」 野口五郎 1979年04月21日 発売 新御三家(野口五郎・西城秀樹・郷ひろみ)の中で、一番にデビュー。「博多みれん」という 演歌・歌謡調の曲でデビューしますが、次の「青いリンゴ」で路線変更。3人の中では、地味ながら歌唱力は一番と思う。「私鉄沿線」 「甘い生活」 「針葉樹」 「季節風」 「風の駅」・・・どちらかと言うと、他の二人に比べて 晴れ晴れとした 大ヒット曲ではない。そんな彼が、デビュー前からプロ級の腕を持つ、ギターを抱え 大々的に表舞台に立つのが この曲。それは、アコースティックでなく 「エレキ」。・・・それまでのギターを抱えた 加山雄三 のような陽気なそれでなく、同時期に少し目に留まった、クリスタル・ギターを持った 弾ともや ともちがう、野口五郎のギターには、憂いと翳りを併せ持っている気がしてならない。その後 コロッケさんの モノマネで変なブレイクをしますが。(笑)

ギターを 弾きながら唄う 彼を 「ギターはタレントの一道具」で あればいいと言う人もいる。でも私は、彼のその姿に 活き活きした余裕さえ感じる。 この後、「女になって出直せよ」「コーラス・ライン」とギターに関わる作品を発表しますが・・・、さらに花が咲くのは、20年も後に発表する USの ロックの殿堂入りした フュージョン・バンド ギタリストのカルロス・サンタナ率いる サンタナの カバー曲 「愛がメラメラ~SMOOTH~」で開花する。(2000年)

決して華美ではないが、地道に積み重ねてきた ギターの腕と 彼の歌唱は、本物でした !! ギターは狂おしく泣いています。

「ゴールデン☆ベスト」野口五郎は、 「GOLDEN☆BEST」WEBページ ユニバーサル タグより [次項有]http://www.goldenbest.net

「グッドラック」って、前年の大ヒットがありますが、この曲で、ギターを弾いて、あの夏の終わりの熱風に 身体をゆだねて 唄って欲しかった。

夢は何時までも覚めずにいてほしい。でも夢の中だけで 泳いでいるわけにはいかない。

いつか醒めた時にその夢は 儚くて脆く直ぐに崩れてしまうから・・・。リアルの世界には リアルな責任が伴う。悲しみ、苦しみ、怒り・・・。

私は、先の見えづらい雲海混じりの現在の中で これから 幾つ夢を見て くずしていくだろうか?くずした先に 幾つ 夢を実現 できるだろう?[ぴかぴか(新しい)]


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ふぢた

野口五郎といえば、カックラキン大放送を思い出します。
by ふぢた (2010-03-27 23:10) 

ゆうのすけ

見てましたよ!刑事ゴロンボ。(笑)シンガー・ギタリスト以外にも、あのダジャレ連発のコメディアン?や ミュージカルにも幾作も出演で幅が広く ボードビリアン的な活動が 最近は多いようですよ!勿論 歌も!^^
by ゆうのすけ (2010-03-27 23:24) 

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