SSブログ

いまでも喝采は続く・・・。 [永遠の歌]

[台風]台風の進路が気になる日曜日。明日は敬老の日。おいらは毎日振り回されちゃってる?ので 敬老の日は関係ないです。[爆弾]というのは冗談ですが 日本の高齢化はどんどん進んでいますよね。とある問題で揺れている昨今 一点を集中して叩きたくはないんですが これからの政治はもっと福祉に力を注いでくれないものかと日々思うんですよね。消費税も最初は福祉のために使われる定義での課税だったけれど 怪しいったらありゃしない!全部予備費になってるんじゃないかな・・・。[爆弾][爆弾][爆弾](軌道修正しなくちゃ![モバQ]

DSCN9994_01.JPG
先日 夜明け間近の早朝にひと仕事済ませた時の帰りに
見かけた ザクロの実。食べにくくて淡過ぎる味ですが
なんとも滑稽で気になる存在だったりして。あ~ でも

なんで”ざくろジュース”ってあんな高いんだろ?どんな
味するんだろ?                  

「君たち ざくろ・びわ・あけび だね。」 大原めいこ
(そんな歌ありません。[わーい(嬉しい顔)][たらーっ(汗)]

*************************

[るんるん]さてさて今回の一曲は たぶん多くの人が知っているであろう日本のポップスの永遠の名曲。今回は このところ40年前シリーズが続いていましたが さらに10年遡った半世紀前のヒット曲。前回明菜ちゃんの れびゅ~をしたんだけれど おいらは 今回の一曲を歌ったアーティストと同じ匂いがするんですよね。もうずいぶん前からそう思っていたんだけれど。今回のアーティストは (当時はそんなこと思ってなかったけれど)多分おいらが生まれて初めて感じた歌姫(ディーバ)って この人かもしれないって思うんだよね。あの名曲が 先週の土曜日で発売からまる50年になってんですね。[るんるん]
DSCN0001_01.JPG 「喝 采」 ちあきなおみ 1972年09月10日発売 13枚目のシングル。もう言うことない詞の世界と言いドラマティックなメロディといい さらに唯一無二の表現力をパーフェクトにミックスした名作。1969年6月 それ以前も下積み時代の長いキャリアを持ち「雨に濡れた慕情」で晴れてメジャーデビュー。デビュー作から当時としては異例の新人としてのセールス(最高23位 17万枚のヒット)をマーク。次作となる「朝がくるまえに」とともに現在の流行歌には あまりみられないタイプの(おいらの大好きな)怪しげな雨の日や夜明け前の雰囲気を醸し出すアレンジ(同時期のヒット曲には ピーター「夜と朝のあいだに」 由紀さおり「夜明けのスキャット」にも共通するような)で 何というのかな 新たな時代(新たな生活感)を目の前にした未知なる世界の夜明け前を 佇みながら膝を抱え見上げるようなとでも言いますか?おいらにはモノクロのイメージを感じるんですね。というのも おいらの子供の頃の写真は 1970年を境にモノクロとカラーの境目があります。なので実際にはそんなことないんですが 記憶もモノクロになってしまうんです。
学生運動を始め世の中がなんともグレイががったような世相の反面 新たな動きと若いパワーを感じさせる高度経済成長期。そんな世の中の迷いや殺伐とした中で 新たな模索をするような混沌としたような雰囲気を醸し出すような 何かが身をひそめるような祈るようなとでもいいますか 灯をかざすという感じというか 夜明けを待ちわびるような薄暗いアレンジの流行歌が流行った時代(他にも「時には母のない子のように」カルメン・マキ 「悲しみは駆け足でやってくる」アン真理子 「いいじゃないの幸せならば」佐良直美・・・あと おいらの大好きな作曲家 村井邦彦さんの作品も)に ちあきなおみさんの作品も色(艶という方がいいのかも)を添えていました。いしだあゆみさんの「ブルーライト・ヨコハマ」もそんな感じでしょ。決して明るくはないんだけれど 退廃感はないの。どこかに希望の兆しを見つけようとしているような絶望感はないの。(脱線の予感。軌道修正。)
翌年「四つのお願い」「X+Y=LOVE」の連続ヒットで ちあきなおみさんは大ブレイクするんですけれど その後は 名作はあるものの小ヒットで記憶に残るような作品は正直出ていなく ややマンネリ化と言ったら失礼ですがちょい低空飛行の安定した人気を保っていました。歌い手としての方向性がなかなか定まらず 起死回生のヒットをという時 デビュー曲を作詞した 吉田 旺さんが歌手の視点から世界観を書き上げたのが「喝采」だったのでした。しかし ちあきなおみさん御本人は それまでの自身の体験に偶然にも近いものがあり 当初は歌いたくないという答えを出していたんだそうです。レコード会社や関係者では その歌詞の世界観が物議をかもしていたのですが 吉田 旺さんは頑として譲らずリリースに至ったとか。しかし売れないだろうと言われていたこの作品は トントン拍子にランキングを駆け上り発売二カ月で ベストテンにランクイン最高2位まで駈け上り翌年春先に向けてミリオンセラーとなります。デビュー以来 オールマイティなジャンルを超えた歌唱力に定評はありましたから そのドラマティックな歌唱の姿もあって 人気が再燃したのですが 楽曲作品に対しての評価が何よりの選出基準にあった日本レコード大賞の大賞に 発売約三か月で受賞してしまう偉業を成し遂げてしまったのも ちあきなおみさんの歌唱があったからこそなんでしょうね。そして世に出た作品は 残念ながら歌い手なき今も歌い継がれ永遠の名作として名を残しています。ちあきなおみさんが最愛の旦那様を亡くされて歌手活動(公の場から姿を消して)を一切されなくなって 今年で30年。どこかで今も歌っているような気がしてしまうのは 何故なんだろう。喝采の歌詞の中に出てくる ”それでもわたしは 今日も恋の歌 うたっている” という部分がリフレインしてしまっているからなのだろうか。おいらは この歌のヒットしている頃に生死を彷徨うことがあったんだけれど なぜかこの歌を境に 過去の白黒の世界とカラーの世界の境を感じるのです。この作品はおいらにとって 子供の頃に聴いた(前出の)夜明けを待ちわびるような色合いを感じさせる 1960年代終わりの流行歌の世界観を弔った(あまり表現したくないけれど)ような一線を引いたような潔さを感じるのでした。レクイエム(60年代の流行歌への鎮魂歌)とでも言ったらいいのかな。あくまで個人の意見の範囲で。(「喝采」が発売されたころに大ヒットをしていた「どうにもならない」山本リンダ は まさに真逆の意をもった 流行歌の70年代への変身を意味しているように思えてしまう。「どうにも~」のまぶしすぎる陽射しは 夜明け前の60年代後半に見え隠れしていた小さな光の穴 つまり70年代という風穴を全開させた後の まぶしい夜明けの太陽光線のように思えるのでした。でも この作品が越えられなかった山は 「女のみち」宮史郎とぴんからトリオの超特大ヒットだったのでした。あくまで一時的な人気として!)なんか また解釈が難しいれびゅ~になっちゃったな・・・。雰囲気だけ感じてくださればすごく嬉しいです。


おいらは ちあきなおみさんに
明菜ちゃんを重ねてしまうのでした。
****************************
DSCN9998_01.JPG
ちょっとリーズナブルになったので おいらの大好きな
青いみかんを買ってきました。何時からだろう?
冬の甘い過ぎるみかんをあまり食べなくなった。
冬でも酸味のある方が好き。それより酸味の強い青い
みかんは終わりかけの夏を いつも感じさせてくれる
存在でもあるのでした。

はてさて台風はどうなるんだろう。未だに屋根の一部分をブルーシートが覆ってるんだけれど なかなか修繕出来ないでいるんですよね。もう そろそろトタンを注文して直さなくちゃと思ってるんだけれど。このところ疲れが取れないのかな。時計の針が真上で重なる頃は 布団に入っちゃってる。朝方になったというわけじゃないけれど 疲れて起きてられなくなっちゃっている。昼間でも眠くなっちゃうこともあるんだけれど。[眠い(睡眠)]
次回更新は9/25 0:00の予定です。もう九月も終わりじゃないかい!まもなく年賀状 大晦日なんて言ってられなくなるんだろうな。とにかく涼しくなってきそうだから体調を万全にしたいなと思ってます。皆さんも夏の疲れが出ませんように。今週は彼岸だ!墓参り行って来なくちゃ。では 今回はこのあたりにて。ぐな~ぃ![夜]

わすれな・めも ・・・ 20220919 06:00 忘れそうなキーワード 畑 富子さん 川北恭子さん
わすれな・めも ・・・ 20220920 06:45 昨日の朝 グリーンカーテン(ゴーヤー)を片付ける。そのあと 傘を持ってたけれど墓参りに行って土砂降りに降られて濡れて街角。


nice!(99)  コメント(49) 
共通テーマ:音楽